2012.8.20生態系(温暖化)
こんにちは! 店長の杉です。
え~、この夏、皆さんはいくつ蚊に刺されましたか!?
1897年、イギリスの細菌学者ロナルド・ロスさんが、
羽斑蚊(ハマダラカ)類の蚊の胃の中から
マラリアの原虫を発見し、運び屋であることをつきとめました。
ですから、今日が「蚊の日」です。
日本にも、マラリア媒介蚊は2種類いるそうですが、
日本のマラリア患者はすべて国外で感染したものなんですって。(安心してください)
ただ、2種類の内、重症の熱帯熱マラリアを媒介する
コガタハマダラカは沖縄の宮古・八重山諸島に分布しており、
今のところ、沖縄本島では見つかっていません。
しかし、このまま温暖化が進めば、沖縄本島から、九州南部、
四国の太平洋地域まで拡がるといわれています。(怖いですね~)
ご存知ですか?
現在、日本の生態系に現れている温暖化の影響は次のようなものです。
①北海道の高山植物の減少。
②南方系のシラカシなど常緑広葉樹の分布が拡大。
③九州・四国を北限とするナガサキアゲハが、1990年代には
三重県に上陸、最近では関東地方にも現れた。
④1970年代には西日本でしか見られなかった南方系の
スズミグモが1980年代には関東地方にも出現。
⑤マガンの越冬地が北海道まで拡大。
⑥熱帯産の魚が大阪湾に出現。
⑦白山や立山などでは、オコジョやライチョウの生息域が高地に移動し、消滅する危険性あり。
ほんの一部の抜粋です。
覚えていらっしゃいますか?
温暖化防止に省エネを・・・
それでは、いい省エネを。